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走塁の練習メニューと上手く走るコツとは?走塁技術を磨こう!

走塁

野球は打つこと、守ることに加え、走ることも重要で、無駄のない走塁でシングルヒットをツーベースヒットにできるケースもあります。
走塁を上達させるための基本となる練習メニューと、上手く走るコツを解説していますので参考にしてみてください。

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野球における走塁の重要性

走塁の重要性

相手チームのミスを逃さず、先の塁へ進塁する好走塁ができれば、自チームにとって有利な試合展開になりますが、走塁技術が身についていないとアウトになるリスクも高まります。

そのため、野球でフリーバッティングの練習や、ノックなどの守備練習で打撃力や守備力をアップさせるように、走塁も練習メニューを取り入れて、素早い状況判断から無駄のない走りができるようにしておくことが重要になります。

走塁の基本となる練習メニューと上手く走るコツ

走塁の練習メニューとコツ

野球の走塁は、単純に塁へ向かって走るものと、ひとつのプレーの中に走塁が含まれているものがあるため、ここでは塁へ向かって走るのに必要な、基本となる練習メニューと上手く走るコツを具体的に見ていくことにしましょう。

俊敏性と瞬発力を鍛えるショートダッシュの練習

ショートダッシュの練習

塁上のランナーはスタートを切るのか、その場所に止まるのか、塁へ戻るのか、バッターが打った瞬間に判断して動く必要があります。

その素早い状況判断を行い動くことができる、俊敏性と瞬発力を鍛えるには、10mから20mほどの短い距離を繰り返し走る、ショートダッシュの練習メニューが効果的で、以下の点を意識するのがコツです。

最初の2歩、3歩を特に意識して勢いよくスタートを切る
腕を前に振るのではなく、リラックスして腕を後ろで振るイメージで走る
力が入りすぎて体が反らないように前傾姿勢で走る

後述する盗塁の練習にも活かすことができる練習です。

一塁を駆け抜ける練習

一塁を駆け抜ける練習

内野ゴロなどを想定して走る、一塁を駆け抜ける練習は、以下の点を意識するのが走塁が上手くなるコツです。

スピードを落とさないためにベースを踏む足は決めずに走る
最短で一塁に到達できるようにファウルライン側のベースの手前を踏む
怪我を防ぐために土踏まずでベースを踏む意識を持つ

フェアゾーンに駆け抜けた際、タッチされるとアウトになると思っている人もいるかもしれませんが、アウトになるのは二塁へ進塁する動きをした場合のみで、進塁する動きをしなければフェアゾーンに駆け抜けても問題ありません。

ベースランニングの練習

ベースランニングの練習

ベースランニングは、走塁時に理想的な走塁ラインを通って走るようにする、走塁練習の中でも基本となるメニューで、以下の点を意識するのが上手く走るコツです。

歩幅を合わせるために踏むベースの角を見て走る
ベースの手前で少し外側に膨らんで走る
身体を内側に傾けながら左足でベースの角を踏む

多少膨らみすぎても気にせずに、減速しないで走ることを意識しましょう。

シャッフルで第2リードをとりスタートを切る練習

シャッフルからスタートを切る練習

第2リードとは、最初のリードからさらにリードをとり、先の塁との距離を短くすることで、シャッフルとはサイドステップをしてリードをとることで、上の図では小さく跳ねるように移動していますが、すり足のように右足に左足を引きつけた後、右足を先の塁の方向へ踏み出して移動する方法もあります。

すぐにスタートを切ることができるシャッフル、先の塁に速く到達できる第2リードは、走塁を上達させるにはマスターしておかなければならない基本となる走塁練習になります。
スムーズに上手くスタートを切ることができるようにするには、シャッフルで第2リードをとる際に、足のつま先を進塁する方向に向けるのがコツです。

実戦を意識した走塁の練習メニューと上達させるコツ

走塁の練習メニューと上達のコツ

基本となる走塁の練習メニューで走るコツをつかむことができたら、ひとつのプレーの中に走塁が含まれた、より実戦に近い形で走塁練習をするようにします。
では、どのようなメニューで走塁練習をするのか、上達するコツと併せて具体的に解説していきます。

ベース到達時にするスライディングの練習

スライディングの練習

走塁でベースに到達する際に急にベース上で止まろうとすると、走るスピードが落ちるだけではなく、怪我をしてしまうリスクが高くなるため、スライディングをしてベースに到達できるようにしておくことが重要です。

スライディングは上半身を後ろに反らし、身体を斜めにして体勢を低くして滑るのが上達のコツで、スライディングのフォームの流れがスムーズになり、走塁時のスピードをキープしやすくなります。

スライディングのやり方に関して詳細を知りたい方は以下をご覧ください。

リードやオーバーラン後に帰塁する練習

帰塁する練習

野球でオーバーランをした後や、リードをとった後の牽制球を想定した帰塁は、足から戻ろうとすると前傾姿勢から足でスライディングをする体勢を作る必要があり、帰塁まで時間がかかってしまうため、ヘッドスライディングをするのが基本で、以下の点を意識するのが上達のコツです。

すぐに立ち上がることができるように、片手だけを伸ばしてもう片方の手は地面についた体勢で滑る
野手から遠いベースの角に向かって滑る

リードからスタートを切る盗塁の練習

盗塁の練習

盗塁は足の速さも重要ですが、リードが小さくスタートも遅いと成功する確率がかなり低くなってしまうため、リードとスタートのタイミングを身につけることが重要になります。
リードは手を伸ばした全身の長さを目安にするのがコツで、そのまま倒れるようにヘッドスライディングをして帰塁することができます。

タイミング良くスタートを切るには、リードをした後にピッチャーの軸足を見るのがコツで、軸足が動いた場合は牽制球を投げる可能性があるため帰塁し、投球動作に移行する軸足ではない方の足が動いた瞬間にスタートを切ります。

フライを見極めてスタートを切るタッチアップの練習

タッチアップの練習

タッチアップは、野手がフライやライナーを捕球する前に、すぐに走塁ができる体勢を作っておくことが重要ですが、打球の行方が確認できないとスタートを切る判断が難しくなってしまいます。

打球方向に背中を向けてしまうと、打球を見るには身体を捻る必要があり、走塁の体勢を作りにくくなるため、打球方向に身体の正面を向けた体勢でベースを踏んで待機するのが上達のコツです。

タッチアップに関して詳細を知りたい方は以下をご覧ください。

ランナーを配置したシートノックの練習

ランナーを配置したシートノックの練習

ランナーを配置したシートノックの練習は、内野ゴロなら一斉にスタート、フライの場合はタッチアップか塁間で待機、というように、自分のいる塁上で打球によって対応を変える走塁の練習メニューです。

ヒット性の打球の場合は、方向によって打球が見えなくなるため、ベースコーチの声掛けや動きを見て走り、さらに進塁するのか止まるのかを判断するのが上達のコツです。

走塁のルール

走塁のルール

走塁にもルールがあるんですか?

あるんです。
把握しておかないとアウトになってしまいます。

注意しないといけないですね!

では、どのような走塁のルールがあるのか、具体的に見ていくことにしましょう。

スリーフットライン(スリーフットレーン)

スリーフットライン(スリーフットレーン)

野球のスリーフットラインとは、本塁と一塁の中間の位置から一塁方向へ、ファウルラインと平行にファウルグラウンドに引かれている線のことで、スリーフットラインとファウルラインで囲まれたエリアはスリーフットレーンと呼ばれ、バッターは打った後にこのスリーフットレーンの中を走らなければなりません。

スリーフットレーンよりも内側や外側を走り、一塁への送球処理を妨げた場合、後述する守備妨害でアウトになります。
ただし、打球の処理をしている野手を避けるために、スリーフットレーンの外側を走るのは問題ないルールになっています。

また、長打の場合など守備妨害が発生しないケースでも、スリーフットレーンの外側を走っても問題ありません。

スリーフィートライン

スリーフィートライン

スリーフィートラインとは、各塁を結んだ直線を中心に左右3フィート、合計6フィートの幅のエリアの内周と外周の線のことで、野球でランダウンプレーなどのタッチプレーが発生した際、ランナーはこのエリア内を走らなければならず、タッチから逃れるためにスリーフィートラインを超えると即時アウトになります。

野手がランナーにタッチをする行為がないケースでは、スリーフィートラインを超えても問題ないルールになっています。

スリーフィートラインは実際には引かれていないため、超えたか超えていないかは審判の判断に委ねられています。

ランダウンプレーって何ですか?

塁間に挟まれたランナーをタッチしてアウトにするプレーで、挟殺きょうさつプレーとも言います。

なるほど!
ランナーが飛び出したりした状況でするプレーなんですね!

守備妨害

守備妨害とは、攻撃側が守備をしている野手を妨害した際のルールでインターフェアとも呼ばれ、走塁時の場合は以下のようなケースが守備妨害に該当し、野球で守備妨害が宣告されると妨害したランナーはアウトとなります。

塁上のランナーが守備をする野手の動きを遮ったり、阻んだりして邪魔をした場合
塁上のランナーがバッターの打ったフェアの打球にフェア地域で触れた場合

素早い状況判断で好走塁ができるようになろう

野球の走塁はあまり派手さがありませんが、バッティング練習や守備練習と同様に練習で身につけておかないと、実際の試合で特に大事な初動が遅れてしまい、チャンスを活かすことができなかった、ということになりかねません。

走塁は一瞬の判断ミスが命取りになるため、ここまで解説してきた走塁の練習メニューを参考に上手く走るコツをつかんで、素早い状況判断で好走塁ができるようになりましょう。

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